実は、私も神川町第一分団の消防団員であり、目の前が消防小屋で火事があると仕事中でも火事現場へ行き消火活動に勤しんでいるわけなのです。ですから、この消防車を運転する機会も多く少しおかしいなと思うところなどを整備させていただきました。消防車は、走行距離は少ないですがアイドリングの時間がながいものであまり走行距離で点検整備の重点を置かない方がいいのです。今までは、認証工場でやられていたようですが、認証工場を決して否定するわけでは、ないですが認証工場は陸運支局に車を持ち込まなくてはならないですから、特に火繁期の3月は、火事も多くあまり工場に消防車を置いておけず、あまり整備に時間をかけることができなく記録簿を見るとエンジンオイル交換くらいしかされていなくて、火災発生時何か消防車に問題があってしまうとそれこそ問題なので、指定工場としてしっかりみさせてもらいました。下記の点検・整備・検査を一日で終わりにすることは、指定工場の強みでもあります。
メインスイッチとは、消防車など緊急事態にしか出動しない車両のバッテリーを保護する為についております。このメインスイッチがしっかりと作動しなければエンジンも掛らないし、バッテリーからの回路も切断できないためエンジンが始動しなかったり、バッテリー上がりの原因につながります。
消防車は、ベース車両にさまざまな改造が施されているので重量も重く、フロントを油圧リフトであげ、リアをジャッキであげます。通常の車の点検と違って、赤色灯、回転灯の点灯状態、サイレン音鳴り方、PTOの状態など点検項目もそれだけ多くなります。
エンジンルームを点検するにもダブルキャブでキャブの改造もなされているために非常に重く電動でキャブが開閉するようになっています。エンジンオイル・エンジンオイルエレメント・LLC・ブレーキフルードを交換させて頂きました。
下回りのスチーム洗浄もするので、濡れてはいけない部分にはマスキングをします。リヤハブオイルシールを交換し、グリスも挿入させていただきました。
ディーゼル車なのでエアクリーナーもかなりの汚れでした。ディーゼル車のエアクリーナーの汚れの点検は特に重要です。しっかり交換させて頂きました。
ベアリングなどにグリスを注入する前に灯油を使って、各部品を洗浄します。そうすることによって汚いグリスが洗い流すことができ、新品のグリスをしっかりと注入しベアリングの寿命を延ばすことにも繋がるのです。
ベアリング洗浄後にしっかりとグリスを注入することによりベアリンングの焼きつきなどを防ぎます。
通常、フロントハブを分解することは、少ないのですが12年間一度も分解された形跡が無かったので、分解・点検をしました。
フロントハブを脱着するとかなりグリスが飛び散っていました、グリスの消耗はベアリングの焼きつきにもつながるので、フロントハブシールを交換し、しっかりとグリスも塗布させていただきました。
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