まず、バッテリーが上がってエンジンが掛からないという可能性を消去するためにバッテリーテスタを繋ぎ電圧・比重計で比重などを計ります。あまりバッテリーの状態が良くないので完全にはバッテリー上がりも消去できません。そこで、ジャンピングケーブルを用意しバッテリーに繋ぎエンジンキーを回してもエンジンは掛かかりませんでした。これでバッテリー上がりの可能性は、消去できました。スターターが悪いとするとスターターにハンマーなどでショックを与えると稀にエンジンが掛かることがあるので、ハンマーでスターター本体を叩きショックを与えることによりエンジンが掛かったのでスターター本体の故障と断定しました。
見た目では、分かりませんが中のブラシなどの接触が悪くなってエンジンがかからなくなってしまったのでしょう。
新品とは言ってもコストパフォーマンスを考えると保証もつくのでリビルト品(一度壊れた部品をオーバーホールし内部の部品を交換して正常に動くようにした部品)をお勧めしました。
新しいスターターの取付をしてエンジンの掛かり方を見て作業完了です。
バッテリーテスターを繋ぎ、始動電圧・始動能力を見て、共に良好であることを確認します。ただ、あまりにもバッテリーが弱いのでバッテリーの交換もさせて頂きました。
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