お客様のご用命が『エンジンからガラガラ音がする』とのことでした。
もう少しお話を聞かせて頂いたら、ガソリンスタンドでエンジンオイルを足してもらったらその音が消えたことが分かりました。
早速、エンジンルームを診させて頂くと、エンジンオイルが漏れていました。
スロットルバルブ(燃焼室手前の吸入空気量をアクセル開度によって調整する部位)とエンジンヘッドカバーの間を結んでるブローバイホースに大きな亀裂・穴を発見。
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そこからエンジンオイルが漏れ、エンジンオイルが少なくなってエンジンがガラガラと音をたてていたことが確定しました。
現にエンジンオイルも少なかったです。
この場合、エンジンオイルを足せば一時的にには、良くなりますが、やがて時がたてばこの音は必ずでます。
そして、何故エンジンオイルが少なくなったのかをお客様にご説明させて頂いて、改めて整備の依頼を頂きました。
よくよく話を聞いたら、前にも同じ音が出てガソリンスタンドでガソリンを入れた際にエンジンオイルも足してもらったそうです。
エンジンオイルを足すということは、かなり危険です。
エンジンオイルは、潤滑作用以外にもエンジンの内部の汚れを洗浄する作用もあります。
これは、自分が汚れることによって、エンジン内部の汚れを洗浄しているので、エンジン内部の汚れ≒エンジンオイル汚れというわけです。
なので、エンジンオイルを抜かずに足すだけということは、エンジンの汚れがエンジン内部にずっと残ったままなので、最終的には、エンジン焼き付きの原因にもなります。
以上のこともお客様にご説明させていただき、お分かり頂きました。
当店は、一時的な車の整備だけでなく、一年後・二年後・三年後・四年後・五年後とご相談させて頂いた上でお客様が安心してお車を乗って頂けるような整備を心掛けています。
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