走行中で飛び石でフロントガラスに米粒大の傷が入り傷口からヒビも出ていてリペアの効かない状態です。傷の場所もフロントガラスの真ん中で視野に入る場所でこれでは、車検も通りません。このままの状態にしておくと冬場にはヒビに水が浸入それが凍って膨張しひび割れが酷くなります。また通常走行でも段々とひび割れは大きくなっていきます。
ボデーに傷を付けないように、しっかりと養生してカウルトップパネルとワイパーアームを外し、フロントガラスを外す準備をします。
ボデーを傷つけないようマスキングし、専用工具でフロントガラスとボデー間にある接着剤を切っていく。
フロントガラスとボデー間にある接着剤とストッパーを外せばフロントガラスは外れます
外したガラスをしっかりと清掃・脱脂して丁寧にウレタン系の接着剤を付けていきます。ここで何故ウレタン系の接着剤を使うのかというとシリコンは耐久性がありません。例えるならベタベタでどこにでもついてしまうガムとりあえず着くけど外気に左右されすぎる、ウレタンはタイヤにも使われているゴム系、伸縮性・耐久性が良く外気に左右されにくい。なおしっかりとした整備工場を選ばなければ、単価の安いシリコン系の接着剤を使われてしまい後に雨漏れなどの原因になってしまいます。ガラス施工は下処理をしっかりしなければ、シリコンよりも接着力・密着性は低くなってしまいます。なおシリコンとウレタンは相性が最悪なので気をつけなければなりません。他にも注意することは、ガラスの上側に継ぎ目を作らないことです。継ぎ目の処理は後から行うのですが、万が一継ぎ目の間から水の侵入を防ぐためです。
接着剤をつけてフロントガラスを車体につけたら、ガラスの周りにゴム部品のウィンドーモールを入れます。ガラスは角が一番弱いのでそこを守るためです。
接着剤の繋ぎの部分を専用工具で切り落としていきます。
これで安心してお客様に車に乗って頂けます。
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