引取りをさせてもらいつつ走行テストをさせてもらったのですが、お客様がある程度車の整備ができる方で、なるべく安くあげて欲しいとのことだったので、だいぶ調子良く走るお車だったので、交換部品もおそらくあまりでないだろうと思っていました。点検を開始させていただきました。しかし油断は、禁物先入観は持たずにしっかり見させて頂きました。
これは、酷い状態です。ハンドルを切る度に、グリスが飛び出し中に殆んどグリスがなくなっています。このままでいけば、どんどん水分、ホコリ、土砂が混入し、ジョイントが錆付き、中に入っているジョイント部分は、折れて脱落しハンドルが利かなります。
まずは、割ピンを外し、キャッスルナットも外し、ハンマーでタイロッドエンドがおさまった部分を外し、しっかりタイロッドエンド先端を清掃し新品ダストブーツには、耐水性のグリスをつけて取り付けをし再び、キャッスルナットを締め付け割ピンをつけて緩み防止のため折り曲げて割ピンの先端をカットして終了です。これでお客様の安心・安全を確保しました。
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